愛知 I邸 南山の家 - 株式会社ヒーリング

文字サイズ変更:
愛知 南山の家

Photo:山下茂春

愛知 I邸 南山の家

建築設計士インタビューはこちら

この信楽焼陶器浴槽の製作秘話 [前編]はこちら
この信楽焼陶器浴槽の製作秘話 [後編]はこちら

外観
外観

インタビュー

このたび、I邸南山の家を設計され、「新型楕円信楽焼セラミックバス 雅楽」を導入された宇野友明建築事務所様にお話をうかがいました。

Q:今回、弊社の信楽陶浴槽をなぜお選びになったしょうか?
A:最初、素材がおもしろいと思いました。デザインがシンプルで空間に置いても違和感がないのじゃないかなあと思いました。
Q:実際に、信楽陶浴槽を設計された空間に置いてみて、いかがでしたか?
A:期待どおり、いや、期待以上でした。それなりに存在感もあって、大きさもちょうどいいと思いました。
表面の感じは、僕は予想していたとおりでしたが、お施主さんはもうちょっとつるつるした感じを思いうかべていたようですが…。
Q:いつもどういうところからお家を設計されているのでしょうか?
A:いつもまったく違うものを作っています。その案件の敷地面積や家族構成により、一番似合うと思うものを提案しています。ただ、人工的でない自然素材を使うことにはこだわっています。今回も最初からアクリルバスを置くつもりはまったくありませんでした。アクリルでは、それだけが浮いて安っぽくなっていたでしょう。最初はホーローの浴槽も考えていましたが、今はあんまりいいのがないのです。空間が活きるようなものということで、陶浴槽はぼくが施主さんに話して、納得して置いていただきました。

設計の妙により陶浴槽がここまで活かされ、まるで美術館のような美しい空間ができることに大変驚き、また、嬉しく感じました。
信楽の職人さんたちが既成概念を超えて新しい作品を生み出すことで、今後、様々な新しい住空間の試みに、信楽陶浴槽、というよりは、信楽の常識をくつがえす信楽セラミックバスを皆様にご利用いただけることを願っています。
(インタビュワー後記)